商品さきもの知識普及委員会／ミニセミナーのお知らせ／実施済みセミナーの様子／第５回ミニセミナー（平成２１年10月２９日開催）


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商品さきもの知識普及委員会では、これから商品さきもの取引を始めようと考えておられる投資家の方々を対象とした「ミニセミナー」を開催しております。
８月に開催したセミナーはこんな内容でした。

第3回ミニセミナー (2009.08.28実施)

【タイトル】商品さきもの取引入門

【開催日】

平成21年8月28日（金）

【時　間】

18：30～20：00（開場18：00）

【会　場】

中部大阪商品取引所（略称「C-COM」）
愛知県名古屋市中区丸の内１－１６－２

【内　容】

(1) 商品先物取引の魅力
(2) 商品先物取引の仕組み
(3) 板寄せ仕法による先物取引
(4) 商品先物取引の存在意義
(5) 資産保全、口座開設について
(6) 質疑・応答

【講　師】

高橋　秀治　氏
商品さきもの知識普及委員会講師
中部大阪商品取引所　取引運営部　次長

【受講者数】

7名

【概　　要】

3回目となる「さきものミニセミナー」は、中部大阪商品取引所で開催し、取引未経験者及び取引経験の浅い方を主たる対象として開催しました。

講師は、高橋秀治さん（商品さきもの知識普及委員会、中部大阪商品取引所取引運営部次長）に「はじめての商品さきもの取引」と題し、取引の仕組み、リスクなどを中心に解説をいただきました。

現在は、様々な投資商品が身近に溢れています。国債や株式、投資信託はもちろん、最近では、FX取引やCFDなどが話題となっていますが、投資商品それぞれ特徴やリスクが異なります。

特に、商品先物取引は担保となる少額の取引証拠金によるレバレッジ取引であり、決済期限（最長でも約1年）があること。預貯金などと大きく異なり、「ハイリスク・ハイリターンの取引」であることを解説いただきました。

そして、先物取引の特徴の一つとして、一定以上の評価損が発生すると「追証（おいしょう）」が必要になることです。

追証は相場からのアラーム（警告）といわれていますが、一つの考え方として、このアラームが発生する手前（例えば、値洗い損失が取引本証拠金基準額の40％など）のポイントで、ご自身で損失限度を設定し、取引から離脱（仕切り注文を発注）することや、利益の場合でも事前に利益目標を設定し、その時点で利益確定を行うことも資金管理として有用ではないかとの意見をいただきました。

最後に、「投資」＝「自己責任」であること。投資から発生した利益や損失は、必ず投資家各々に帰属することを再度確認していただき、預貯金や株式、債券などを組み合わせたポートフォリオの一つに商品先物取引を加えて運用していくことを検討していただきたいとのご提案をいただきました。
〔質疑応答の概要は以下のとおりです。〕

商品先物取引は「コワイ」というイメージがある。株式（現物）は取引したことがあるが、株式と同様に、商品先物取引で板情報は得ることができるのか？

→	情報ベンダー会社と契約すれば、専用端末などから板情報を閲覧することは可能です。また、商品取引会社でネット取引口座を開設すればインターネットを通じて板情報取得できます。　商品取引会社によっては、板の状況（ハナの状況）を電話伝えていただける社もあるかも知れません。商品取引会社（商品取引員）によって、取扱い商品やそのサービス内容が異なるので事前にご確認いただきたいと思います。

その他（セミナー参加者のご意見）
商品先物取引を始めて1ヶ月程度。まだまだ勉強不足。今は、自分の小遣いで日経新聞を購読し、インターネットなどで情報を得ながら勉強している。今日は、参加してよかった。後日、中部大阪商品取引所の取引を見学したいが、可能か？

→	立会見学については可能です。中部大阪商品取引所まで、事前にご一報下さい。。

最後に、本日のご来場者には、お土産に世界で唯一の鶏卵市場の“現物商品”（タマゴ1パック）をお配りし、セミナーを終了いたしました。（提供：中部商取協会）

以上